第14回ハマグリ貝アート展審査講評    2023/12/1 

 

入賞されました皆様 おめでとうございます

心よりお祝い申し上げます

この作品展も14年目に入り、応募される作品の内容や表現方法、また益田市や島根県

外からの応募等様々な変遷をしながらの作品展でして、毎年審査させて頂いてきまし

たが、今年も楽しい作品を見せて頂く事ができました。

1人での審査では見方が偏りますので3人で時間をかけて見せて頂きました。

3人を代表し全体の思いをまとめご報告致します。

本年度は幼児の部の応募が少なかったのですが小.中.高校や一般の方の応募は例年な

みで全部で120点あまりの中から20点あまりを受賞と致しました。

何時も思うのですが、この作品は普通の画用紙に描かれたような作品の審査とちがい

、小さなツルツルした曲面に描くため、皆さんが大変苦労し、集中して描かれた作品

であろうと想像しながら見ました。

そんな中で本年は例年になく面白い工夫を凝らした作品が多かったように思います。

題材の工夫/描画材料の工夫/表現方法の工夫/一対のハマグリを繋ぐ工夫等楽しいも

のが多く観られました。

部門ごとに言いますと、幼児の作品はおおらかで思い切った元気のある作品でした。

色のきれいさにも驚きました。

小学生の作品は美しい色づかいの中に、自分の描きたい事がしっかり描かれていたよ

うに思います。

中/高校の部ですが、さすが表現がしっかりとし、アートとしての美しさを感じました

県外から応募されました作品のデッサン力も魅力的でした。

一般の部もさすがに表現がしっかりし完成度の高さにひき付けられます。例年写実的

な魅力のある作品が多かったように思いますが、本年は優れたアイディアの魅力に引

かれるものが多かったと思います。

平安時代後期 、今から1100年前の昔から伝わる貝合わせを、現代に生かすアート作品

展は実に個性的な展覧会です。

どうか、このようなユニークな試みをみんなで支え、応援しアートを楽しむ生活が出

来たらと思います。

引き続き挑戦の程、よろしくお願い致します。

本日は誠におめでとうございました。

          

 

審査員長 現代美術家協会デザイン会員  寺尾 堂 (てらおたかし)