三重県立四日市高等学校のみなさんより、ハマグリアート作品をご応募いただきました。
木曽三川の河口を有する伊勢湾は、古くよりハマグリの産地で、四日市市のおとなりの桑名市は、「その手は桑名の焼蛤」の洒落でも有名です。
四日市高校の美術の授業で、「平家物語 一の谷・屋島合戦図屏風」を鑑賞し、屏風の中の気になった箇所をアレンジして、地元にゆかりのあるハマグリの殻と日本画の絵の具を用いた貝合せ作品を作成されました。
グラントワの展示会場では、作品の図案のもととなった屏風と、作者の生徒のみなさんによる作品解説も展示しておりますので、ぜひ生でもごらんください!
6. 「恵比寿大神の金魚釣り」 伊東 美森(優秀賞)
7. 「平家物語 一ノ谷・屋島合戦図屏風より」 堀田 実来
※ 益田の「鴨島はまぐり」は外洋性の標準和名「チョウセンハマグリ」ですが、伊勢湾産のハマグリは所謂「本ハマグリ(標準和名:ハマグリ)」ですので、四日市高校の作品は本ハマグリの貝殻で作成されています。
本展示会はチョウセンハマグリの貝殻を用いることが規定となっていますが、上記の理由と「ハマグリアート」の拡がりを期待し、四日市高校の皆さんの作品のエントリーを受付け、他作品と同様に審査の対象としております。